今日の詩
列車に乗って、
窓から流れる景色を見やるとき、
私はいつも思う。
離れた景色はいつも私とともにあり、
近くの眺めは決まって私から遠のき去っていく。
それは私の人生の眺めそのままだ。
私があまりに速く動くからか、
あまりに動かずじっとしているからか、
近くのものは私の歩みに合うことがない。
私の視線はいつも遠くを見やって、
そこにだけは焦点が合うのだ。
HASUNOZA
列車に乗って、
窓から流れる景色を見やるとき、
私はいつも思う。
離れた景色はいつも私とともにあり、
近くの眺めは決まって私から遠のき去っていく。
それは私の人生の眺めそのままだ。
私があまりに速く動くからか、
あまりに動かずじっとしているからか、
近くのものは私の歩みに合うことがない。
私の視線はいつも遠くを見やって、
そこにだけは焦点が合うのだ。