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言の葉が音に戻って細胞に溶けてゆくとき僕はわかったと思う

わかるから動くわけじゃない動いてからそのあと僕はわかったと思う

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無理矢理としょうがないとがタッグ組み王座にいすわる僕の過去歴

もっちりのごはんを炊くぞ圧力なべのおもりを少しheavyに回して


短歌って言い足りないから雰囲気が出るただそれだけのことコトバノチカラ

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苦しみの泉この世になかりせば半ばは枯れぬ生まれし甲斐も

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あれは幾つのときの夢か僕は踏切の手前でジャンプして空を飛んだ

君といるようになってから僕の時間は止まってずっと今が続いている

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これがその証拠ですと見せるわけにはいかないけれど安心するのに理由はいらない

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何が夢かと言って時間が流れているという夢くらい深い夢はない

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「あ」と「い」との無限のはざまをつなぐにはただ声に出して言えばいい「あい」と

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猫の背に顔をうずめて深呼吸するエンドレステープの感じがするとき

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何も変えない変えたくないもし僕がいて変わるならそっと消えたい

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この生で最後のはずだったけどもう一回やってもいいかな
君と出会ったところからなら