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群れて咲く白き躑躅の失せし色は流れて我の胸ぞ染めしか

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悪魔たちの話す言葉に怒る人は同じ言葉で考えている

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一定の圧力がいる胸のうちの思いを言葉にかえて出すには

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黒猫は毎朝用をたす僕と一緒にトイレに入ってくつろぐ

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草木愛でて風水を読み地に遊ぶ100パーセントじぶんのじかん

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じぶんとかじかんはずっと目の奥に言葉をなくして広がっている

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目をつぶる前も後ろもなくなって自分のありかがただあらわれる

わたしとはこの世の中でたったひとりながめることのできない誰か

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命かけてひっつき虫は吾を選びぬ未知なる地こそ根を下ろすべき

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音楽のように言葉をかなでたしときはいのちのまたの名なれば

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言葉ではいのちの秘密は語れない鉋じゃ釘が抜けないように