今日の短歌

四月には亡くしたものが一つある花は咲くより散るときが好き
 
きらめいて舞い落ちる中ただひとり踏みしめてゆく葬送の花
 
散るころの葉桜の色やわらかく匂やかに想う桜餅ふたつ

Posted by hasunoza