今日の短詩

指先がぬくいと裸足でも寒くない猫に囲まれ台どこで皿を洗う
 

 目が覚めると布団が重い。猫が全員乗っかっている。7時をすぎているので、大急ぎで階下に降りる。人と猫のトイレを掃除してゴミ出しする。木曜日は「燃えるゴミ」の日だ。
 昨日はオンラインじゃない生徒が来る日で、IPadのお絵描きアプリの話で盛り上がって夕飯が遅くなった。洗い物が面倒になって桶に浸けたままにした。
 朝のご飯を要求する三匹の猫に囲まれながら皿を洗う。下着のままで降りてきたので裸足の足が冷たかった。
 水も冷たい。ちょっとだけタンクのお湯の方の蛇口を開くと、しばらくして湯気と一緒に熱いお湯が出てくる。触れただけでまるで湯船に肩まで浸かったよう。裸足でも平気。
 なんだか腰湯をしたくなったので、朝から湯船にお湯を張る。なんという贅沢。

Posted by hasunoza