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ファックスの感熱紙の文字薄すぎて遠きインドの想いは届かず
 
時たまに思い出すのは今もまだそのインド綿の曼荼羅の上
 
うつ伏せの僕の背中でぺたんこに君の乳房が密着していた
 
交わると見えて空間の直線はほとんど行き違う僕らの如く
 
アラフォーの息子と青い曼荼羅に挟まれて寝る息絶え絶えに