なんという世界だいたいけな子供までうまくいこうとあえいでいる
よーく思い出せお前が何しにここに来たかいのりことほぎみるため
短歌二首
短詩二つ
この頃わかったのは全てのものに意識は宿るということ
無力は力を超えるということ
それが自分の記憶ではないと知ったレプリカントよ嘆くな
記憶は記憶であって事実ではない
今日の短歌
最近は自分でつくったものが一番うまいなんという幸せ
今日の短歌
気がつけば心に自縛の枷嵌めてもがき生きてまいりそろ
今日の短歌
やりたいと思った時にはいつもアクセルと一緒にブレーキ踏んでるやろじぶん
今日の短歌
怒らなあかんような泣きたいような笑うしかないようなことばっかりや
今日の短歌
やりたくないことをやり続けてるやつはもう勝手にしろって感じ
今日の短歌
4本6千円の鉄管パイプで命預ける足場を築く猫の楽園

今日の短歌
頭の中の独楽止めたし止めたしと思うほどいやましに回る止める策なし
今日の短歌
「インディアンみたい」不精で伸びた長髪を誉められたと勘違いする人恋しい夜