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生乾きの粗朶も始めけぶりて目に滲めどやがて炎となりて消えけん

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心ここにあらぬ様で友と語らいに行く君は人の間にこそ在れ

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リスペクトと言っても所詮人の目を気にする輩の話猫から見れば

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考えないから考えるが生まれることはあっても考えるから考えないは決して生まれない

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誤解していた君のごめんねという最後の言葉を僕も「された」わけじゃない

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いたたまれずに車を走らせる夜ギフトのような信頼がかかっている

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あの山を越えれば別世界という暮らしかたす世界意識持ちて

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ただ一つ小寒い夜の美徳とは気まぐれな猫と親密になれること
 
神様感謝します今日ひとつ見過ごしてはいけないものを見過ごさずにすみました

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祈るよりほかに為すすべなきをまざまざと知る濡れた稲穂手に

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よしとせばそれなりによき日々なれどあふるるごとき劣情も消ゆ
 
 
日に二度は助けてくれと叫びたし壊れたレコーダーの如き君の問いかけ