今日の詩

 そういう存在
 
 朝、窓からさす眩い光に
 目が覚めて
 朝の空気を吸い込む
 階下に降りて
 冷たい水で顔を洗い口をゆすぐ
 
 洗濯機を回しながら
 ふと思う
 
 この世に
 あまねく在るもの
 それは空気と水と
 そして光だ
 
 おそらく私は
 それら空気と水と光が
 いくぶんか濃くなった
 そういう存在なのだ

Posted by hasunoza